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大学受験を控えているお子様をもつ親たちへの悩み・相談室です。

【大学受験】個別指導塾のメリットとデメリット

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一昔前までは大学受験勉強対策といえば、

予備校でしたが、最近はいろんな形態の塾が増えてきましたね。

その中でもどんどん増えてくる個別指導塾についてみていきましょう。

 

塾選びの参考としてはこちらを参考にしてみてください。

soraomamedaigakusoudan.hatenablog.com

 

 

 

個別指導塾のメリット

 

1:個別でみてくれるので、手厚い指導を受けられる

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一番のポイントです。

分からないところをその場で質問ができる。

しかも何回でも質問ができる。

 

 

予備校や映像授業、集団塾ではなかなか質問ができなく、ストレスに感じてしまったり、授業についていけなくなってしまう。

 

 

だから、個別指導塾に流れるといったケースが見受けられます。

塾に通う最大の目的は成績を上げることです。

なのに分からないものをそのままにしてしまっては、本末転倒ですよね。

それをしっかりと解決してくれるのは、最大のメリット考えてよいでしょう。

 

 

2:学校の進度に合わせて定期テスト対策をしてくれる

 

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生徒ごとに面倒を見てくれるので、その生徒の学校の授業に合わせて、ペースを進めてくれます。学校の授業の補助や、次の定期テストの範囲で困っているところを、確認し、対応してくれますので、学校の成績を上げることに特化してくれます。

 

 

予備校などはクラスや学年でカリキュラムが組まれていますので、学校の範囲とは別に進むことが多いため、テスト前週間時であっても、定期テスト範囲外を勉強する可能性が高いです。

 

 

学校のテスト勉強と塾の勉強との両立に難色を示すことがあるため、

学校の評定を気にするのであれば、個別指導塾のほうが良いでしょう。

 

 

3:自分のペースに合わせて勉強を進められる。

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部活動や他の習い事をしているお子様にとって、決められた時間割に出席しないといけない塾は大変困りますよね。

大会前などでは練習時間が伸びたりするのはよくあることで、

時間を過ぎた状態で、塾に行っても、先に授業を進められたら、ついていくことが大変になってしまいますし、罪悪感をもってしまう生徒もいたりします。

 

 

個別指導塾であれば、ある程度の時間の融通が利くことはありますので、

部活や習い事と塾との両立ができるので、安心して勉強にも取り組めます。

 

 

やはり、個別指導塾はマイペースにできて、かつ質問対応などもできて、

とても良い塾ですね。

 

 

ただし、メリットもあれば、デメリットもあります。

そこもしっかりと押さえておきましょう。

 

 

個別指導塾のデメリット

1:授業の質が劣る

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教える講師が基本的に大学生のことが多いです。もちろん有能な大学生が担当してくれることでしょうが、あくまでアルバイトで、プロとは違う可能性があります。

予備校や塾の講師でも良し悪しはあるものですが、それでもやはり精通したプロに違いありません。

 

 

また問題にただ答えるだけでもありません。常に最新の大学受験情報も把握してますし、大学ごとの傾向や対策にも強いでしょう。

本格的な大学受験を見据えるなら個別だけでは少々不安になるかもしれません。

 

 

2:受験勉強としてのペースが不安

 

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自分のペースに合わせてできるのがよかったのに、何を言ってるんですか!?

となりそうですが、自分のペースに合わせて、受験までの勉強が間に合うのかどうか。

おそらく、自分で間に合わせられる生徒はかなりの少数だと思います。

予備校、集団塾に通う生徒はある程度、いつまでにどのレベルまで仕上げるか決められているので、道が示されています。

 

 

個別指導塾の場合は、その子の分からない、苦手なことを優先して、進めるので、

全体的なペース配分が後手後手になりがちです。

個別指導塾の教室長などが、しっかり受験本番までに逆算して、成績をあげていくような道筋を立ててくれるのならば、良いかと思いますが・・・

そこはしっかりとした教室長に当たるかは運次第になるところです。

 

 

3:お金がかかる

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意外と盲点なのが、費用がかかります。

といっても優秀な子であったり、一科目のみで週一とかであれば、それほどの費用にはなりません。

しかし、受験に必要な科目をしっかりと勉強しようとなると、週に多く通うにことになってしまいかねません。

そうすると、予備校に通うより同等もしくは多くの金額を要することになるでしょう。

予備校などは一括で払うことで高額に見えがちですが、早くから始めてしまえば、

月平均で割ると個別指導で通う分より下回ることが多いです。

(同じ勉強量で考えた場合)

 

まとめ

ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

私個人の意見ですと、

高校1年生、2年生の夏前くらいまでは個別指導で、しっかりと基礎を固め、

学校の授業にしっかりとついていけるようにするには良いと考えます。

学校の授業がついていけなくなると、勉強自体が嫌になり、勉強習慣もなかなかつき辛くなり、受験勉強を本格的に始める際に大きな足かせになってしまいます。

 

 

そのためにも個別指導塾で勉強習慣を身に付け、基礎固めがしっかりとしたならば、

次のステップとして予備校や集団塾などに行くというのも一つの手かと思います。

 

 

その子その子の特性や目指す大学のレベルに合わせて、

臨機応変に塾選びを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

この記事を見て少しでも参考になれば幸いです。